こんにちは。
実存主義小説家として名高いフランツ・カフカ。
彼が恋人に送った手紙の中に、このような文章があります。
将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
将来にむかってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。
この文章を読んで、「なろうとしてならない時」、「引き算で生きてみませんか」という書名を思い出しました。
思い通りに行かないことやいくら頑張っても結果が出ないことは、よくありますね。
そこで、「将来に向かって歩く」「前向き」「後ろ向き」という言葉でネットサーフィンしておりましたら、「後ろ向きに歩く」というYouTube動画に出会いました。
作るの反対、解体のサイトは、https://www.eiki-kk.com/まで。
後ろ向きに歩く。
これが、「後ろ向きに歩く人たち.wmv」というYouTube動画(19秒)です。
この動画は本当に後ろ向きに歩いた動画ですが、
次の動画は、一人だけが後ろ向きに歩いて、逆再生した動画だそうです。
https://www.huffingtonpost.jp/2014/04/20/walking-back-in-tokyo_n_5183818.html
試してみると、笑ってしまいました。
私も後ろ歩きを試してみました。
危なくて、何度も後ろを振り返りながらですが。
いつもと勝手が違うせいか、思わず一人笑いをしてしまいます。
気持ちが愉快で軽やかになっていくのが分かります。
そして、視界が広がったように感じました。
起業の原点を思い出すために
グローバル化・情報化によって、世の中の変化が一段と速くなりました。
今までやってきたやり方では通用しないとお感じの方が多いことでしょう。
そんなとき、つい「大きな変化」と「迅速な変革」を求めてしまいます。
焦るお気持ちももっとなことと思います。
しかし、あえて慌てないことを私はお勧めしております。
何故か?
どんな組織であっても、企業理念、企業の原点、人材育成と評価方法といった社風があるはずです。
社会の変化が速く御社を取り巻く経営環境が急激に変化したとしても、
数年・数十年にわたり企業経営が続いていますからには、何かしらのプラスの財産があるはずです。
それは、商品やサービスといった物だけに限らず、有能なる人材がいらっしゃるはずです。
一度、後ろ向きに歩いてみてはいかがでしょうか?
後ろに進めば進むほど、目の前の視界が広がることにお気づきになることでしょう。
これからの将来向けて、やるべきこと・やれることが見えてくると思います。
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