9.「メラビアンの法則」を利用したコンサルタント

こんにちは。

暑い日々が続いています。

耐えられますか?

耐えられない方は、この画像を楽しみに夕方まで乗り切ってください。

 

 

一口で空けてくださいませ。

お代わりですか?

どうぞ、どうぞ、お注ぎいたします。

 

 

まだ暑いですか?

では、耳を澄ませてください。

 

 

風もお送りしましょう。

 

 

汗が気になる方は、お風呂にお浸かりください。

 

 

私は、ビールも風鈴も扇風機も風呂も必要ありません。

毎日、ヤシの実に囲まれたリゾートで極楽生活を送っていますから。

 

 

先日は北極でオーロラを観てきました。

自然のスペクタクルに感動しましたが、さすがに寒かったです。

 

 

実は、自宅の目の前に新幹線が通りましてね。

(画像引用:フォト蔵)

私の田圃が売れて「ゴールド」に化けたんです。

 

 

孫にはブーちゃんの貯金箱をプレゼントしました。

 

 

妄想です。

すみません。

妄想を楽しむだけはタダでいいですね!

 

前書きが長すぎました。

暑さに免じて(?)、お許し願います。

 

今回は、「メラビアンの法則を利用したコンサルタント」について記します。

 

「メラビアンの法則」とは?

 

コンサルのお師匠が私との何気ない会話の中で「3Vルール」と申しました。

私はお恥ずかしいことに、何のことやら分からず、といって会話を堰き止めてもいけないので、そのまま流しました。

すぐに調べますと、「メラビアンの法則」のことでした。

 

「メラビアンの法則」とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則です。

「7・38・55の法則」とも呼ばれています。

 

どんな法則か?

 

「話し手」の真意が「聞き手」に対して、何を媒介とすれば伝わりやすいか?
このことをメラビアン先生は、実験を通して数値で表しました。

媒介は、次の3種類です。
結果は、「%」で記します。

・言語情報(Verbal)ー話の内容・・・・・・・・・・・・・・ 7%
・聴覚情報(Vocal)ー声のトーン、大きさ、速さ、口調・・・ 38%
・視覚情報(Visual)ー表情、仕草、視線、身振り、服装・・・55%

 

 

今回投稿するにあたり、「メラビアンの法則」について書かれた幾つかのサイトを確認しましたが、私は自分流の言葉でご説明させていただきます。

メラビアン先生の著書を読んだことはありません。最初に打ち明けます。

なお、こちらがメラビアン先生のサイトです。

 

まずは、誤った理解から。

「メッセージの効果的な伝達にとって大切なのは、言葉(言語情報)よりも、見た目(視覚情報)や声の調子(聴覚情報)である」。

これが誤った理解です。

 

換言すれば、

「人に何かを伝えたいときは、自分がどんな言葉で何を言うかはあまり気にしなくても良い。自分の見た目と口調を工夫すれば良いのだ」

という理解は間違いです。

 

極端に申せば、

「営業成績を上げるためには、営業トークなんて関係ない」

「カッコよく振る舞い、魅力的な声を出せば、中身がなくても、モテル」

間違いですよー!

 

 

 

では、正しい理解とは?

「貴方の言葉と態度と口調の3つが一致しているならば、相手は貴方の主旨を理解してくれる。
しかし、「言葉(言語情報)」と、「表情や仕草や目線などの態度(視覚情報)」と、「口調の大きさや速さ(聴覚情報)」がバラバラならば、相手は混乱する。
この時、相手は貴方の言葉ではなく、貴方の態度と口調の方から受ける印象を重視して貴方を理解する」

 

すなわち、「メラビアンの法則」の前提は、三つの情報がバラバラであること。

その前提の場合にのみ、「情報の受け手は、送り手の言語情報よりも視覚情報と聴覚情報を優先して受け止める」ということが研究成果から言えるのです。

したがって、通常のコミュニケーションの場合については、メラビアン先生は言及していません。

 

 

さて、貴方が相手を褒めたいと思って、相手に接する場面を想像してください。

・言葉では「貴方はこの仕事を一生懸命やってくれたね。ありがとう」と言う。

・態度は、足と腕を組み、相手の目を見ない。

・口調は、小さな声で事務的に慌ただしく喋る。

この時に、相手はどう感じるでしょうか?

貴方に褒められたと純粋に受け取ってくれるでしょうか?

私でしたら「本当は私の仕事なんてどうでもいいと思っているのかな。もしかすると、私の仕事に対して満足していないのかもしれない」と感じると思います。

 

次は、貴方が経営陣に分析結果を報告する場面です。

貴方が顧客の業務を分析した結果、戦略に対する理解において経営陣と部長層とが乖離していることに気付き、経営陣にそのことを説明するとします。

・言葉では「各部署の現場感覚が経営に伝わっていない。経営が考える戦略の真意を現場が誤って理解している」と言う。

・態度は、無表情で。

・口調は、ぼそぼそ。

これでは、経営陣に事の重大さが伝わらないですね。

「そうだね。私も薄々は気になっていたのだが、、、、」。
経営陣の一言で次の話題に移りそうです。

 

 

言語で真実を語り、非言語で真剣さを示す

 

すでのご理解いただいたことと拝察します。

もう何も書く必要はないかもしれませんね。

とは申しましても、最後の締めを書かせてください。

 

人が貴方の提言に心動かされるとき、

人が貴方という人間を受け止めるとき、

人が逃げずに自分自身を振り返るとき、

人が自身と会社の変革の必要性を胸に刻むとき、

 

「そのとき」は、貴方にかかっています。

 

 

貴方の言葉、貴方の態度、貴方の口調。

この三つを一致させたとき、

相手は貴方を丸ごと信頼し受け入れてくれることでしょう。

 

 

 

 

 

しつこいですが、暑気払い画像を。

 

 

 

 

 

最後に、

私の夏の炎を。

 

 

 

(画像引用:asahi.com)

 

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8.ワールドカップに見る、西野監督の胆力

9.「メラビアンの法則」を利用したコンサルタント

 

8.ワールドカップに見る、西野監督の胆力ー動かないという決断ー

日本は予選リーグのポーランド戦に負けましたが、決勝トーナメント進出を果たしました。

朝早く目覚めてテレビを入れると、ベルギー相手に日本が2点をリード。

驚きました!

 

 

その後、立て続けに2点を入れられ同点。

さらにアディショナルタイムにカウンターをくらい、結果としては2×3で負けました。
3点目のカウンター(YouTube)

リアルタイムで私が観たのはベルギーの3得点だけというトホホでしたが、優勝候補相手に見事な戦いぶりだったと思います。
試合ダイジェスト(YouTube)

 

今回は、「予選リーグ最終戦」で西野監督がとった選択について、コンサルタントの視点で、感想を述べたいと思います。

 

 

予選リーグ最終戦 日本×ポーランド、セネガル×コロンビア

 

ネットでは、予選リーグ最終戦における西野監督の采配を巡る記事を多く見かけました。


まずは、日本がポーランドとの最終戦を迎える時点での状況をおさらいします。

1.
日本がポーランドに勝つか引き分けならば、決勝トーナメントに進める。

すなわち、日本の決勝リーグ進出は「自力」で決定します。

2.
日本がポーランド戦に負けた場合は、同時進行のコロンビア×セネガル戦の結果による。
・コロンビアがセネガルに勝てば、日本が進出。
・コロンビアとセネガルが引き分ければ、日本は進出できない。
・セネガルがコロンビアに勝てば、セネガルと日本の3試合分の得失点差・総得点・警告カード差によって、日本が進出できるかどうかが決まる。

すなわち、日本の決勝リーグ進出は「他力」によって決定します。

 

次に、当日の日本×ポーランド戦と、同時進行だったセネガル×コロンビア戦を時間経過に従い記します。

 

1.後半14分

日本はポーランドに失点する。
(日本0×ポーランド1)

2.後半29分

コロンビアがセネガルから1点を奪う。
(セネガル0×コロンビア1)

この時点で、両試合の得点と勝敗がこのまま動かなければ、日本が決勝トーナメント進出ということになる。

しかし、もし日本がさらに失点するか、日本が失点しなくともセネガルが1得点入れたならば、日本は決勝トーナメントに進出できないこととなる。

3.後半30分~35分ごろ

西野監督は、コロンビアがセネガルから1点を奪ったことを知る。

 

4.後半40分~試合終了までの10分間(アディショナルタイムを含む)

西野監督の指示により、日本は攻撃を止め自陣でボールを回す。
同時にポーランドも攻撃を止めボールを奪おうとしない。

他方、セネガルはコロンビアに攻撃するが得点を奪えない。

5.両試合が終了

日本0×ポーランド1
セネガル0×コロンビア1

1位: コロンビア 勝ち点6
2位: 日本    勝ち点4
3位: セネガル  勝ち点4
4位: ポーランド 勝ち点3

日本はセネガルと勝ち点・得失点差・総得点・両国間の勝敗とも同じだが、
警告カード点数が少ないため、日本の決勝トーナメント進出が決定した。

 

 

西野監督の選択

 

西野監督は、日本の決勝トーナメント進出の可能性を次のどちらに賭けるかを決断しました。

A案:日本が攻め、ポーランドに同点で追いつく可能性(自力進出)。

B案:同時進行のセネガル×コロンビア戦がこのままの結果で終わる可能性(他力進出)

西野監督はB案を選択する決断をしました。

そして、この決断は吉と出ました。

試合終了までの10分間、西野監督は祈るような思いだったことでしょう。

日本が頑張ることを祈るのではなく、セネガル×コロンビア戦がこのままのスコアで終わることを祈ったのです。

この西野監督の決断には、賛否両論ありましたね。

 

(画像引用:読売新聞)

 

動かないという決断

 

自社の業績が思うような結果をあげていないとき。

他社の芳しい活躍を知るとき。

経済の動きが活発なとき。

 

このような時は焦るものです。

 

動かなければいけない。

 

人事制度を変えよう。

商品開発で多角化を図ろう。

マーケティング手法を見直そう。

新たな領域に営業をかけよう。

組織改革をしよう。

 

前向きで結構なことです。

 

しかし、社員の視点を想像なさってください。

社員は経営者をしっかりと見ているものです。

 

確実な戦略に基づいた変革ならば良いのです。

到達目標が明確で、ある程度の道筋が練られているならば良いのです。

しかし、焦りから生まれた戦術変更、時には朝令暮改になりかねない変更が度重なると社員は疲労感を持ち、そのうちに疑心暗鬼の渦に巻き込まれるものです。

 

経済の動きと業界の動向をしっかりと見極めてさえおれば、あえて「動かない」という選択も考えたいものです。

 

 

動かないということは、決して「他人任せ」ではありません。

「動かない」という決断が出来るのは、肝が据わっていないとできません。

自分を信じ、他者を信じなければ出来ないことです。

 

逆に言えば、すぐに動きたくなる人は、安心感・信頼感というものがなく落ち着かないのでしょうね。

心が不安と焦りに満ちているのかもしれません。

 

「動かない」ということを考えさせられる西野ジャパンでした。

 

 

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